茨城県大洗町にある水族館「アクアワールド・大洗」。
「サメ」の飼育に力を入れており、日本でもトップクラスのサメ飼育数を誇っています。
そんなサメの聖地ともいえるアクアワールド・大洗ですが、過去に、
「ジンベエザメを展示を検討している」
といった内容のニュースがありました。
ただ、その後、実際にジンベエザメを展示したのかどうか知らない人も多いはず。
そこで今回は、大洗水族館のジンベイザメはどうなったのか、その詳細について詳しく紹介していきます。
大洗水族館のジンベイザメはどうなったのか?

結論から言うと、ジンベイザメの展示・飼育計画はありました。
しかし、最終的に計画は白紙になったため、2025年現在でも、ジンベイザメは展示されておりません。
詳細を説明していきます。
ジンベイザメの展示計画はあったが中止になっている
過去には、ジンベエザメの飼育・展示をスタートさせる計画が進められていました。
その話があったのは、2019年~2020年頃。
アクアワールド大洗では、ジンベエザメを新たな目玉とし、さらなる集客増加を目指していました。
ジンベエザメは体長10m以上にもなる世界最大の魚で、その迫力ある姿は多くの人を惹きつけます。
しかし、現在の施設内では飼育が難しいため、
といった計画が立てられたのです。
そして、このプロジェクトの総事業費は約130億円と見積もられていました。
ところが、この計画に対して県議会から、
「収支の見込みが不透明だ」
「県民の賛同を得られるのか」
といった指摘が相次いだのです。
委員会では、同党や公明党、県民フォーラム、共産党から批判が続出。
渋滞対策や入館者数想定、収支見通しなどが不透明である点が指摘され、総事業費130億円が見込まれる中、県民から理解を得られるのか疑問視する声が上がった。
出典元:産経ニュース
県側は、ジンベエザメを迎えた際の来館者数の増加予測を提示しました。
しかし、それを裏付ける十分な説明が不足しており、県議会から理解を十分に得ることはできなかったのです。
さらに、その後の新館整備事業案は、「コロナ」の影響を理由に調査自体が中止に。
その後は、現在に至るまで具体的な計画は進んでいないと、県生活文化課の担当者が説明しています。
ジンベエザメの展示が検討された理由
「アクアワールド大洗」は、豊富なサメの展示で知られ、「サメの水族館」として有名です。
日本国内で最も多くのサメを飼育しており、その種類は63種にのぼります。
しかし、これまでのところ、世界最大のサメであるジンベエザメの飼育は実現していませんでした。
2019年11月から12月にかけて、来館者を対象に意見を募る調査が行われ、たくさんの人が協力。
その結果、「全体の約60%がジンベエザメの導入を望んだ」という結果が出たのです。
大洗水族館は63種類約400匹のサメを飼育し、種類は全国最多だ。
11~12月に実施した対面でのアンケートで、回答した564人のうち約6割がジンベエザメの展示を希望していた。
出典元:産経ニュース
現在、日本国内でジンベエザメを展示している水族館は、
- 「海遊館」
- 「のとじま水族館」
- 「かごしま水族館」
- 「美ら海水族館」
この4施設のみ。
アクアワールド大洗での展示が実現すれば、国内5館目となる予定でした。
さらに、首都圏から最もアクセスしやすい「ジンベエザメのいる水族館」として、魅力的なスポットになると期待されていました。
しかし、最終的にジンベエザメの飼育・展示案は否決され、この計画は白紙に。
そのため、ジンベエザメがアクアワールド大洗にやってくることはなくなってしまったのです。
2025年現在のジンベイザメ展示計画の有無

白紙になってしまったアクアワールド大洗のジンベイザメの展示・飼育計画。
ただ、この計画について議論されていたのは、2022年の事なので、
「2025年現在なら、ジンベイザメの展示に関して動きがあったのでは?」
と考える人もいるかもしれません。
しかし、ネット上で調べてみても、ニュースの報道などは、先述した過去の計画に関する話のみ。
アクアワールド大洗の公式サイト内で「ジンベイザメ」で検索をかけても、情報は何一つありませんでした。
参考ページ:「アクアワールド・大洗」公式サイト
なので、2025年になっても、ジンベイザメの展示・飼育計画は何も進展していない可能性は高いです。
まとめ
今回は、大洗水族館のジンベイザメはどうなったのか、過去の計画とその後の結果についてご紹介しました。
以下、今回の簡単なまとめになります。